住宅購入の諸費用基礎講座

2023年06月04日

こんにちは。OKUTA不動産です。
雨に紫陽花の花が鮮やかに映える季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか。
今回は、住宅購入するうえでの『諸費用の基礎』についてお話させていただきます。

住宅購入の諸費用基礎講座
諸費用の考え方について
不動産購入時に頭金以外で必要になるのが諸経費です。
では、諸経費にはどんなものがあるのが具体的にみていきましょう!
(今回は、全体を把握していただくことを目的としている為、詳細についてふれず簡単に説明しています。)

取得にかかる費用

・印紙税・・・売買契約書や請負契約書に金額に応じて添付する
・不動産取得税・・・土地や建物を取得したときにかかる税金(一定の条件に当てはまる場合、軽減措置あり)→入居後に収める
・登録免許税・・・不動産の登記(保存・移転登記など)をするときにかかる税金〈一定の条件に当てはまる場合、軽減措置あり)
・登記手数料・・・登記の手続きなどを司法書士に依頼した場合に支払う
・仲介手数料・・・仲介業者に支払う手数料 (購入物件代金の(3%+6万円)に消費税)
 

ローンにかかる費用

・融資手数料・・・ローンを組む際に金融機関に支払う
・保証料・・・保証人に代えて保証会社に支払う(融資手数料に含めるところが増えてきました)
・印紙税・・・ローン契約書に添付
・登録免許税・・・所有権移転登記や抵当権を設定するためにかかる
・登記手数料・・・抵当権の設定を司法書士に依頼した場合に支払う
・火災保険料・・・最大10年の一括払い(代理店によっては分割払いも可能)

【その他】
引越し費用・家具購入費用・フラット適合証明書(フラット利用時)発行手数料・そのほか各種証明書発行手数料、
仮住まい費用(住み替えの場合)など
諸経費は取得する物件によって、金額が大きく異なります。


 

種類ごとの目安

マンション 物件購入代金の6%~8%
戸建    物件購入代金の7%~10%
※1981年以前の建物は、諸費用が高めになります

その他、引越し費用や新たに購入する家具などの費用を合わせると、物件価格に対して1割程度見ておくと安心です。
気をつけなければならないのが、 手元にあるお金を「頭金」と「諸経費」に充てたら貯金ゼロ、という状態は避けなくてはなりません。
収入減、家族の病気、予想外の臨時出費といった「いざという時」は現金が必要だからです。

家計の状況にもよりますが、少なくとも生活費の6か月分あると安心だそうです。