世界水準の家-パッシブハウス-

2019年06月02日

世界水準の家 passivhaus-パッシブハウス-

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物件データ

建物種別 -
間取り -
施工費用 -
工期 -
築年数 -
施工面積 -
物件面積 -
施工先住所 埼玉県
邸名・家族構成 Oさま邸・大人2人,子ども2人

passiv_design | パッシブデザイン

ビフォー・アフター

【省エネ・エコ住宅の先進国であるヨーロッパの考え方や手法をお手本に】


ヨーロッパの省エネルギー基準は日本の省エネルギー基準と比べて高いのが特徴。
エネルギーをなるべく使わない生活スタイルと、使うときにはコミュティ単位で合理的に計画することが徹底されています。
ガラスの断熱性能が格段に上がったことで、ヨーロッパの住宅は窓が大きくなっています。
窓の断熱性能は、ガラスの断熱性能とサッシの断熱性能を合算させたもので、最高水準の窓は、日本で高性能とされる窓の2倍以上も熱が逃げにくい!!
窓が進化したことで、窓の面積を大きくとり、取り込むエネルギー量をぐっと大きくできるように。
日本は南に位置する地域が多いため年間の平均気温が高く、日射も多くとれるため、壁や窓の断熱性能とともに、窓の性能をヨーロッパ並みに引き上げることで、関東より南の地域では、暖房がほとんどいらない家をつくることが可能に。1年中快適で、省エネな暮らしが実現できます。
ヨーロッパの高性能の窓には、日射遮蔽を徹底するため、外付けブラインドがセットに。どんな角度の日差しも防ぐことができます。
日本では、夏の日差しは軒の出で防ぐのが基本ですが、真昼の高い位置の太陽しか防げません。
窓を含めて断熱性がよくなると、真昼以外の光もカットしないと、春先でも家の中が暑くなりすぎてしまいます。そこで、外付けブラインドで光をしっかりカットすることで、真夏でも外気温より5℃以上低い温度を保てます。

 

お手本にしたヨーロッパの家を日本流にアレンジ。

光と風、断熱、省エネ、自然素材、愉しむをデザインし、エネルギー消費量がきわめて少なくなるよう設計。その断熱性能は環境先進国ドイツのパッシブハウス認定基準以上のQ値0.61を実現した。
壁の断熱材はセルロースファイバー250ミリ、窓はトリプルガラスを入れた木製サッシに。
多くの窓には外付けブラインドをつけ、南側と東側には長い軒が伸びています。
断熱性の高い窓は、冬の日中にたっぷりと日差しを取り込み、夜は少ししか熱を逃がさないので、床下に入れた温水ファンヒーター1台で、ほぼ家中の暖房をすますことができ、暖房費を最小限に押さえることが可能に。
夏は長い軒と外付けブラインドにより、日差しは極力カット。家全体の断熱性能が高いことと相まって、今年の夏は、外気温34度に対し、エアコンを使用しなくても、室温は28度、湿度は40%と家の中を涼しく保てました。
2階の北側には書斎がありますが、「2階にもかかわらず居心地は最高、洞窟のような涼しさ」とO様は表現されています。
 

四季を楽しむ暮らし

これまでの断熱は冬を暖かく、快適にするための技術でしたが、完璧な日射遮蔽と組み合わせることで、夏場でも快適に過ごせるように。
夜間は冷たい空気を入れ家の中を冷やし、朝気温が上がりだしたら窓を閉める。
そうすることで、夕方まで2℃程度しか室温が上がらず、夏でもほとんどエアコンなしで過ごすことが可能に。
さらに湿気対策も重視。べたべたする夏も、換気システムを用いることで窓を締め切ることができ、最小限の湿気しか入らないので快適。さらに珪藻土を家全体に塗ることで、より湿度を安定させています。
また、O様邸の換気システムは、換気の際に湿気を捨てない全熱型タイプ。そのため、冬でもあまり乾燥しません。そして珪藻土は冬場も湿気を安定させる助けになってくれます。
このように夏と冬が完璧に制御できる備えがあれば、涼しい季節は窓を空け放って庭と一体になり、肌寒い日は窓を閉めるだけで日だまりの心地よさを得たり、四季を通じて暮らしを快適に、アクティブにしてくれます。

 

家だけでなく、インテリアも重視

全室南からの光が入り、どの部屋に居ても心地よさを感じるO様邸では、明るく開放的な部屋の中に大好きな北欧家具を配置。
家具やファブリックなどの選択や配置にこだわり、暮らしをセンスよく彩っています。
家もインテリアも、自身が心地よいと感じるものを傍に置くことで、暮らしをより豊かに楽しむことができるそうです。